Silver Wings Diary

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KYOTO MUSE ライブ

 2006年3月5日、日曜日。この時期としては有りえない程に暖かかったこの日、我らがSilver Wingsは現在のメンバーとしては初となる「Kyoto MUSE」でのライブをおこなった。この日は朝の10時からスタジオを借りて1時間のリハーサルを実施するという、ここ最近のライブではまれに見る入念な準備をして臨んだ。


 14時45分MUSE入り。スタジオでのリハ後、いろいろ諸事情もあり約束の時間より15分も遅れてしまった。ステージ裏のエレベーターでホールのある3階へ・・・。出演者の楽器や機材でごったがえすステージ裏にかろうじて自分たちの荷物を置き、リハーサル待ち。MUSEの事務所や、スタジオ、楽屋、ホールをウロウロ。(MUSEは3階にホール、4階に楽屋、5階にスタジオ、6階に事務所がある)この日の出演者は、ガレージロック、ロカビリー、へーヴィーメタルといったかなり音圧のあるロックスタイルのバンドが揃っていて我らのスタイルとしては少々圧倒された感もあったが、考えようによっては逆に存在を大いにアピールできる良い機会だなどと、例によって都合の良いプラス思考を働かせ、一人頷いたりなんかしていた。

 16時40分頃。各バンドいろいろ事情もあり、かなり時間が押していたが、我らのリハーサルが始まった。今日は出番がトップということで、リハーサルは一番最後。通常ライブでは、トップの出演者は最後にリハーサルをおこなう。ステージおよび、ホールとそれに係る音響設備のセッティングをそのままにした状態で本番に入れるからだ。リハーサル自体は、PA(音響)さんへの注文もそこそこに、いたって順調に終えることができた。

 17時45分。ステージ裏の部屋にメンバー集合。ホールスタッフからの連絡を待つ・・・緊張する時間だ。ヒロヤンにいたってはかなり緊張している様子で、こちらから声を掛けなければ一人緊張の渦の中に吸い込まれていきそうな雰囲気さえある。カトチャンは最近のライブではかなり緊張がほぐれてきたようで、時折笑顔も見せるほど・・余裕だ。ヒカルにいたっては、いつもの平常心。普段とほぼ変わらない。変わらないのはいいがこのヒカルという男、待機中ステージ裏のドアを開けさらにカーテンの隙間に顔を押し付けホール内の様子を見るといった妙な癖がある。さながら覗きである。どこのライブハウスであれ、覗ける構造になっていれば彼は必ず覗く。お客さんはまさかヒカルに覗かれているなんてこと思いもしないだろう・・・笑える。ライブ前にステージ後ろ、もしくは横のカーテンがモソモソと動いていたらそれだ。間違いない。

 18時5分。ステージ裏のインターフォンが鳴る。一瞬、空気が張りつめる。近くにいたカトチャンが受話器を取る。時間だ。「それでは、みんなよろしーく。」ヒカルの声を合図にステージへ。各自スタンバイ。俺は全員に確認しスタッフへ合図を送った。

 今回の曲目は以下の通り。

  1. FIGHTING PAUSE
  2. IMITATION LOVER
  3. 静かなる想い
  4. 爪痕
  5. SHINING
  6. 目の前は大きな海

スロー系を無くし、アップ~ミドルテンポのラインナップだ。
      SilverWings2


 カトチャンのギターが心地よく響く。「FIGHTING PAUSE」だ。この曲は前回のライブにおいて、ヒロヤンを中心として緊張のあまりテンポが走ってしまうといった事態が起きていたので特に出だしを意識していた。俺は体でテンポを取った。ヒロヤンも・・・ヒカルも・・・テンポはリズム体だけが作るもんじゃない・・・。俺は初めて気づいたのかもしれない。ヴォーカルもギターも・・・みんなが体でリズムを作ることでみんなでテンポを取っていく。まさに理想的な空間がそこにはあった。「んー!これだ!」俺はそういう意識でもってテンポを取ることに酔っていた。「いいねー!」だが俺は忘れていた。俺がそういう事に夢中になるとき、それは歌詞を間違えるときである事を・・・伏線はスタジオでのリハの時からあった。何故か「IMITATION LOVER」の歌詞が飛ぶ。この日、一番意識しなければいけないところで一番歌に対する意識が抜けていた。結果、1フレーズはおろか2フレーズ、3フレーズ。あり得ないほど歌詞が飛んだ。あるまじき事だ。歌詞を間違えるならともかく、完全に抜けてしまうとは・・・。まあ、しゃーない。これが青春(?)だ。MC後、何とか落ち着きを取り戻し、仕切りなおし。その後は、ひょっとするとライブにおいて過去最高レベルの仕上がりではないかと思わせるほどの高得点(自己採点)を叩きだしつつ順調にその後の2曲を終えた。5曲目「SHINING」。これはこの日初めて公開した新曲だ。「真っ白な朝焼け」からイメージを膨らませ作った曲だ。アレンジもそのあたりを意識している。この曲の見所は中ほどのギターソロ。爽やかな雰囲気から一変ロック色を大いに取り入れたコードアレンジとリズム。それに乗せたギターのソロ。この日カトチャンは素晴らしきソロワークをおこなった。確かに俺はそう感じた。彼は無意識の・・・いわばトランス状態に入ったとき、驚くべきフレーズを弾き込む事がある。しかもそれを後から思い出せないと言うから大したものだ。ヒロヤンの友人らの間では会話中、「Char」のひとことで通っている。まさに我らがSilver Wingsのギター野郎だ。また、ヒロヤンもこのソロに対抗するかのように普段ではありえなかった場所に耳を奪うフィルインを叩き込み、さながらギターとドラムが主役を奪い合うようなスーパーセッションがおこなわれた。最後は、例のごとく「目の前は大きな海」で締め、この日のライブを終えたのだった。

 出だしの俺のつまづきはあったものの、この日のライブは非常に良いものであったと思う。


 この日、MUSE事務所に帰りの挨拶を兼ね清算に行った際、MUSEのスタッフより「初めて音を聞いた瞬間、ただ者じゃないと感じた。」や「アレンジが細かく、奥の深さを感じた。」や「また、声掛けます。」といったこれ以上ない評価をもらった。確かに若いスタッフではあったが、仮にお世辞を使ったところでお客の少ない我らがMUSEに対して大した貢献を出来るはずもない。その辺りはスタッフの方々もよくわかっているはず。それらを考慮するに、俺はこれらの言葉を素直に受け止めたいと思う。そして何よりも、俺の大まかなアレンジ案を そういった評価を受けるまでに押し上げてくれた各パートに感謝したい。

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  1. 2006/03/07(火)|
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